はじめに

商売の基本は、お店があることを知ってもらい来店いただく、興味があれば商品を買ってもらい、気に入ってもらったらリピーターになってもらうこと。つまり「見つけてもらう」「魅力を伝える」「実際に誘導する」ことが大切です。これは全ての業種に当てはまります。

看板の役割1「見つけてもらう」

お店への集客を考える場合、まずはお客さまにお店の存在を「知ってもらう」「見つけてもらう」必要があります。
そのためには、まずは通行人や車で通りかかった人など不特定の人に見てもらえる可能性のあるツールとして「看板」を利用することが有効です。
インターネットや雑誌による宣伝方法も考えられますが、その宣伝は、認知度が高い店舗の場合や既に目的のある人たちに対してのみ有効と言えます。

看板の役割2「魅力を伝える」

商店街を歩いているとき、どこでも見るようなデザインからインパクトのあるデザインまで、さまざまな看板を目にします。
しかし、ただ目立てばいい、情報を詰め込めばいいというわけではありません。通行人が看板を目にする時間はほんのわずかですので、ひと目でお店の特徴を伝える必要があります。そのため「最低限これだけは伝えておきたい」という情報をピックアップして看板に載せることが大切です。

看板の役割3「誘導する」

実際にお店にたどり着いたら、今度はお店にはどのような商品やサービスがあるのか知りたくなります。
お店の前まで誘導できたとしても、実際にお店の中に入ってもらえなければ誘導できたと言えません。お店の中へ誘導するには「このお店って高いのかな？」「雰囲気暗そうだけど大丈夫かな？」などの不安を払拭してあげること、「入ってみたい！」と思わせることが大切です。
そのため、お店の前に、メニューやおすすめ商品、お店の雰囲気を伝える看板を設置することで、誘導することができます。