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ガラスサイン

窓の防寒対策を手軽にしたいなら、断熱フィルムがオススメ!

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冬に気になる隙間風や冷気。暖房を付けてもなかなか部屋が暖まらず困っている方もいるのではないでしょうか。そこで、今回は防寒対策・冷気対策を考えている方に向けて、効果的な3つの防寒対策や、断熱フィルムのメリット、効果の高い断熱フィルムの見極め方などをご紹介します。

目次

防寒対策をするなら「窓」から!

冬にせっかく暖房で部屋を暖めたとしても、約52%が「窓」から逃げてしまうといわれています。その他は外壁19%、換気15%、床9%、屋根5%と続きます。ですから、防寒対策をするならまず「窓」から熱が逃げるのを防ぐことが重要です。

効果的な窓の防寒対策3つ

窓の防寒対策として効果的な方法は3つあります。

1.厚手・丈長のカーテンに付け替える

薄いカーテンでは断熱効果が下がってしまいます。また、丈が短く、窓の下が見えているとそこから熱が逃げてしまうため、丈の長いカーテンを選びましょう。カーテンを二重に縫い合わせた二重縫製カーテンなら、さらに熱が外に逃げにくくなります。

2.窓の下側にヒーターを置く

ヒーターは窓の反対側ではなく、窓際に置きましょう。暖かい空気は冷たい空気より上にいく性質があるため、窓の反対側にヒーターを置くと、窓側から入ってくる冷気が部屋の温度を下げ、暖房効果を半減させてしまいます。

3.断熱フィルムを窓に貼る

断熱フィルムを直接窓に貼れば、冬は窓から熱が逃げるのを防ぎ、夏は太陽光が入るのを防ぐことができます。断熱フィルムは断熱以外にもUVカット、目隠し、ガラスの飛散防止など他にも複数の効果を併せ持ったタイプのものも売られています。窓を同じく断熱効果があるとされるペアガラス(複層ガラス)に交換するよりも安価でお手軽です。

断熱フィルムは効果なし? 見極める方法は

上記で紹介した方法の中で最も低コストで実践しやすいのが「断熱フィルム」です。「断熱フィルムは効果がない」とする声もありますが本当なのでしょうか。ここでは断熱フィルムの効果についてお伝えします。

断熱フィルムには一定の効果がある

断熱フィルムやカーテンなど「後付け」の対策で得られる効果は限定的だといわれています。劇的な効果を望むのであれば、家を建てる時点で断熱性を高めた構造に設計しなければなりません。しかし、JIS規格などある程度の水準を超えたフィルムであれば、暑さ・寒さを和らげる効果があると言えるでしょう。断熱フィルムの選び方については下で詳しくご説明します。

断熱フィルムの最大のメリットは「コストの安さ」

断熱フィルムのメリットは、①経済的、②景観美を損なわない(透明なフィルムの場合)、③多機能(UV・飛散防止・目隠しなど)の3点です。そして、最大のメリットは「コストの安さ」にあります。例えば、ペアガラスにリフォームする場合と断熱フィルムを貼り付ける場合とでは、最大45,000円の差が生じます(ガラス代・工事費用の両方を含む)。

施工料金比較の例(掃き出し窓1㎡あたり)

ペアガラスに交換 断熱フィルム
30,000~50,000円 5,000~10,000円

中はより安価な値段で施工してくれるガラス業者も存在するかもしれませんが、一般的には断熱フィルムの方が低コストであると言えます。

断熱フィルムの選び方

断熱フィルムを比較検討する際に役立つ、断熱フィルムの選び方をご紹介します。

JIS規格に合格しているか

国家規格であるJIS規格に合格した製品であれば、ある程度の品質が保証されていると考えても良いでしょう。断熱フィルムの性能を測るには「遮蔽係数」と「熱貫流率」が指標になります。遮蔽係数と熱貫流率の概要と基準値について簡単に説明します。

遮蔽係数

太陽光をどれだけ反射するかを測る数値です。数値が低いほど遮熱効果が高く、建物内の温度の上昇を防ぐ効果があることを示しています。夏の冷房効果を見極めたい場合にもこの数値が参考になります。

JIS規格の基準値

遮蔽係数 記号
0.40未満 A
0.40以上、0.60未満 B
0.60以上、0.85以下 C

日本ウィンドウフィルム工業会より

熱貫流率

どれだけ熱をため込むかを測る数値です。数値が低いほど断熱効果が高いことを示しています。夏ならどれだけ太陽光の熱を取り込むか、冬ならどれだけ暖房の熱を逃さないかを知るための参考値になります。

JIS規格の基準値

5.9W/m²K以下でなければならない

日本ウィンドウフィルム工業会より

色は透明かそれ以外か

シルバーやグレー色の断熱フィルムは見た目の美しさは透明なガラスフィルムに劣りますが、金属膜を付けているため断熱効果が高いです。一方、透明なガラスフィルムは窓の美観をそのままに保てますが、断熱効果は色付きの断熱フィルムより低くなります。断熱効果か見た目か、優先順位を決めた上で選ぶと良いでしょう。

遮熱・断熱以外にどんな機能が必要か

断熱フィルムには、ガラスの飛散防止、UVカット、結露防止機能などさまざまな機能を備えたタイプのものが販売されています。断熱・遮熱以外にどんな機能が必要かを考えた上で選びましょう。

まとめ

断熱フィルムを貼れば、手軽に防寒対策ができます。冬の防寒対策に取り入れてみてはいかがでしょうか。断熱フィルムを自分で貼ることも不可能ではないですが、貼る部分の面積が広いとしわや気泡が生じやすく、フィルムの耐用年数を縮めてしまうことにもつながります。断熱フィルムを施工する際は、業者に依頼しても良いでしょう。

 

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